「痛くないのか?」

その顔はみたことない顔
とっても悲しそうな龍の顔

「うん、いたくない」

「ごめんな、行くのが遅くなって」

龍は強く強く抱きしめる

「ううん。きてくれて嬉しかった」

あたしは戸惑いながらも
この温もりに安心した