「あいら!」 走ってきて 優しく抱きしめる龍 あったかくて安心して 強く抱きしめ返す 「ふぇ‥‥うっ‥‥。龍にぃ怖かったよ」 「ごめん、もう大丈夫だからな」 「立てるか?」 「うん」 あたしを離すと パーカーを着せて 涼のとこに連れていく −