「それじゃぁ、ばぃばぃ」
それぞれが各クラスに向かう
私がクラスに入ると
「おはよ♪」
と夏希がうちに抱きついた
「今日も将希と仲良くできるといーね!」
「うん、できるといーな。」
「てか、できるでしょ!将希は唯の席のななめ前なんだから!」
「まぁ…ね、」
うちがちょっと苦笑いをすると
がんばってというように夏希がにっこり笑った。
夏希はクラスの中で一番の仲良し
夏希はうちの恋を一番よく知っている
「てか、コクっちゃえばいーのに!」
「むりだよ…」
「唯ならいけるっしょ!!」
正直うちには無理だと思っていた
うちが好きなあいつ、
島田将希は恋愛に興味がないと
思っていたから
