「はぁ~っ...」 バスケ部の練習が終わると、私は体育館で1人でボーッとしていた。 『猛先輩、絶対奪いますから♪』 桜ちゃん可愛いし...神埼くんが奪われたら... 「どうしよう...」 私の瞳に涙が滲んできた。 「うぅ...ひっ...」 ...泣き声? 私...泣いてないし。