「...まぁ、雫が俺のもんだって証明されたことについてはありがてぇけどな」
神埼くんがそう言って私の肩を抱き寄せた。
「...っ神埼くん...」
絶対私、今顔真っ赤だ。
どうしてそんな恥ずかしい事をサラッと言えちゃうのかなぁ...。
でも...私もちょっとだけ、嬉しい...かな。
──その後私達がまたクラスの皆の注目の的になったことは言うまでもない。
そして、隼人がそんな私達を複雑な気持ちで見ていたことは私は知らない──。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…