「痛いっ!痛いっ!」 ずっと手首を引っ張られていたから、手が赤くなっている。 「あっ、わりぃ…」 パッと離してくれた。 「痛いよぉ…」 思った以上に強く握られていたみたいで、離されてからも痛みが残っていた。 「なっ…何?」 南琉誠が急に赤くなった手をとった。 そして…… チュッ…… 「ななななっ///」 「どうした?顔赤いぞ?(ニヤッ)」 い、意地悪だ…