キーンコーンカーンコーン 「やっと、お昼だぁ!」 「今日はどこで食べる?」 「じゃあ、中庭行こっか。」 午前の授業を終え、昼休み。 奈々と彩は中庭に向かっていた。 「彩、今日は達也くんと食べないの?」 「今日は奈々と食べたいから♪」 「もうっ!彩大好き♪」 「しっかし、この学園二年目だけど、慣れないね〜。」 「ホント。なんでこんなに広いわけ?」