いつもの夢だ。 そこから飛び降りて・・・そして・・・ その瞬間 強い光と共に暖かいものに包まれた。 奈緒だ。 奈緒が両手で俺を受け止めてくれている。 「陸さん。もういいんだよ。独りに慣れないで。一人で苦しまないで」 小さい俺はぎゅうっと奈緒を抱きしめる。 白い光が広がり、上を見上げるとそこには・・・