『華-ハナ-』完結しました。


最後まで読んでくれた方、ほんとにありがとうございます。


『☆一番星☆』完結後、いつかは書きたいなぁと思っていたお話。


これは、両親がいなくて、愛する人も失って……それでも強く生きてきた絢華に、パートナーとの愛とは別の「父娘の愛」というものを感じてほしくて、書き始めました。


それをうまく伝えられたかはわからないですけど、少しでも伝わっているといいなぁと思います。


それから、絢華が最後まで泣き虫だったこと……

もしかしたら、もっと強くなってほしかったと思っている方もいるかもしれませんが、私はあえて泣き虫のまま終わらせました。

強くなることも大切ですが、守ってくれる人ができたら、無理に強くいる必要はないかなとも思います。

ほんとに愛した人を想いながら流す涙は、やっぱり綺麗なものだと思うので。


でも書き上げてから、母としてはダメだよなぁと思っちゃいました。子供の前で泣いちゃったことは失敗でした。


これからの教訓にしたいなと思います(笑)


それから余談ですが、ずっと絢華に想いを寄せ続けた隼人のお話は『For 10 years』になります。

興味のある方は是非覗いていってください。


はっ!気付けば、またあとがきが長くなってしまいました(^-^;

それなのに、最後まで目を通していただき、ほんとにありがとうございました。




2013.1.12 華海 るか