華-ハナ-

「絢華も寝たら?」



絢華“も”?


後ろを見ると、圭介はすやすやと寝息を立てていた。



「圭介、もう寝たんだ」



ほんとに疲れたんだね。



「絢華、昨日はほとんど寝れなかったんだろ?」


「えっ」



何で知ってんの?


あたしが心の中で問いかけた質問に、舜は答えてくれた。



「寝返りばっか打ってた」



寝返り……


って……


ちょっと待って!


何でそんなことを知ってるの?


まあ隣で寝ているから、知っていてもおかしくはないんだけど。


でも――


知ってるってことは……



「舜も寝てないんじゃないの?」



眠くないの?


運転大丈夫なの!?


だからって、運転を変わってあげられる訳じゃないけど。