私は慌てて後ろを振り返った。
そこには私の予想してた通り、先生が立っていた。


「え、えええ!?」


「私が先生に頼んだの。
初詣、4人で行くんですけど、高校生だけじゃ無理だから先生も来てくれませんかー?って」



那月の言葉に私は唖然。
みんなはにこにこしていた。

…もしかして知らなかったの私だけ?


那月の方を見ると“作戦大成功!”と言わんばかりのいたずらっ子の顔をしていた。


…那月のバカ。
でもありがとう。