それから一週間が経った。 大晦日の夜。 そして親の許可をもらい、いつものメンバーで初詣に行くことが決まった。 「それじゃあ、行ってきます!」 「気をつけて行ってらっしゃい。」 私が友達と初詣行く日が来るとは思わなかったのか、お父さんもお母さんもビックリしていた。 それでも、喜んで賛成してくれてよかった。 私が外に出ると、冬也くんがバイクに跨がって待っていた。