「「え、知って…っ!?」」
そういえば説明してなかったな…
私は春にあったことの経緯を説明した。
「…なるほど。
ごめんな、俺らのせいで怖い思いさせて。」
私は首を振った。
「大丈夫。
先生と冬也くんが私を助けてくれたから。」
「そっか。
…よかった。」
私も、あの時ちゃんと冬也くんと陽くんを受け入れてよかったと思う。
受け入れてなかったら今こうして話してないと思うから。
「悠梨。
そろそろ帰ろっか。
家まで送ってあげる。」
「ありがとう。」
私たちは3人で家まで歩いた。
「私たちは悠梨の恋、応援してるからね。…悔いのないよう、頑張って。」
那月たちにいろいろ励まされて、頑張ろうって思えた。
そして私のことを受け入れてくれた2人はずっと大好きな親友だ。
そう思った。