12月下旬。 もうすぐ2学期が終わる頃 テストも無事に終わり… 陽くんと那月はデートのしすぎで赤点取ったりしたけれど… もうすぐクリスマスです。 「なんでクリスマスに補習なんだよ!!」 それは… 「「自業自得。」」 後ろから聞こえた声とハモって後ろを向くと冬也くんが立っていた。 「ちょ、悠梨なんか扱いひどくなってない? 冬也と似てきたんじゃない?」 那月の言葉に冬也くんと顔を見合わせて笑った。 「気のせいだよ。 ね、冬也くん。」 「そうそう、気のせいだ。」