「え、高いっ!!怖いっ!!」


「那月大丈夫?
目を瞑ってれば大丈夫だよ!!」


「川内、お前余裕だな…」


「え、だって楽しくない?」


「「「……………」」」


みんな顔面蒼白。
これには乗せない方がよかったかな?
そんなことを考えてるとジェットコースターは真っ逆さまに落ちた。


「キャーッ!!」


「「うわぁーっ!!」」


「この感覚久々~♪」


ジェットコースターに乗る人全員キャーッなりうわぁーっなり言っているのに私だけ愉快に感想を述べていた。
昔からよくジェットコースターに乗っていて、体調悪くして…親に怒られてたのだ。


でもあれから結構経ったし、少しくらい大丈夫だよね?


私はジェットコースターから見える景色とみんなの悲鳴を聞きながらジェットコースターを存分に楽しんだ。