「ねぇ、女子ばっかり話してないでさ、そろそろなんか乗ろうよ!!」 「そうだね。」 「さぁ、まずは悠梨ちゃんのオススメから!!」 「私の、オススメ……?」 危ないものは控えなさいよってお母さんに釘を刺されたけど… 乗りたいものは乗らなきゃダメだよね。 「じゃあ空いてるうちにあれに乗ろう?」 私が指さした場所、それは…… この遊園地で一番でかいジェットコースターだった。