「オレの事は巧。

お前の事は夏樹、わかった?」

・・・

なぜか、

自然と微笑んでいた。

・・・

「わかりました。

…いつもそんな顔してください」



「・・・え?」



「もっと優しくなれるから・・・」


「・・なつ・・き?」


・・・

寝ちゃってるよ。

・・・

そっと夏樹に近づき、

髪を撫でた。

・・・

寝顔はとっても


可愛いのに・・・

・・・

オレは気を取り直して、

仕事を始めた。