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残りの半年で、

取材も終わり。

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大好きなご主人様と一緒に

過ごすパリは、

夢の世界のよう。

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エッフェル塔も、

2人で見れば、

全然違ったものに見えた。

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「気合が足りない!」

そう言って私の頭を、

書類を丸めたもので、パコッと

叩いた巧。

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「痛いですよ~!

気合は十分じゃないですか?!」

そう言って反論した私。

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「そんなに顔がニヤけてるが、

それのどこが、気合が入ってるんだ?」

そう言った巧は、

呆れ顔・・・