「そろそろ行くか」

そう言って立ち上がった巧。

・・・

が、突然私の顔を見つめ、

「ちょっと汚れが・・」

「え?どこに?」

「いいから来い、ちょっと待ってろ

松本」

「え?あ、はい・・・」

・・・

首を傾げてる私を、

無理やり、トイレに連れ込んだ。

・・・

(ここは男女兼用トイレ)

・・・

「巧、あの、どこに汚れがついてるんですか?」

と、尋ねると、

「ん?・・・ここに」

そう言って、

ペロリと、唇を舐めた?!

・・・

巧の行動に驚く私。

真っ赤になり、口をパクパク・・

「フッ・・言葉になってない」

そう言ったかと思うと、

今度はキスをされた。