・・・

リビングに行くと、

紙が一枚置いてあるのが見えた。

・・・

夏樹からだった。

・・・

なぜ、

こんなことになった。

オレがしてきた日ごろの行いが、

悪いせいなのは、わかっている。

・・・でも、

夏樹だけは失いたくない。

・・・

こんなに人を好きになったのは、

本当に初めてだ。

・・・

夏樹・・・

オレはお前を絶対に、

失うわけないはいかない。

・・・

手紙を胸に抱いて、

心の中で呟いた。