次の瞬間。







オフィスに、


頬を叩く音が響いた。






「お前の事は、

一生許さない」









そう言い捨てた巧は、

オフィスを出ていった。





・・・・



こんなことしてて、


私は幸せなんだろうか?

・・・

薄暗いオフィスの中で、

ただ立ち尽くしているしかなかった。