「悪い・・・

別の急な仕事が入った。

後は、夏樹ちゃんと宗次に

任せてもいいかな?」

心の慌て様に、


「いいよ、大丈夫だよな、夏樹?」

オレの言葉に、

夏樹は笑顔で頷いた。

・・・

すべてが終わったのは、

午後8時。

・・・

今日もやっぱり、

一緒に帰ることにした。

・・・

鞄を取りに行った夏樹が、

なかなか帰ってこない。

・・・

痺れを切らしたオレは、

部屋に急いだ。

・・・

「夏樹、どうした?」

・・・