夏樹の弱みに付け込んで、

同居を提案しいた。

・・・

行く当てがなかったのか、

夏樹はお願いしますと、

頭を下げた。

・・・

最初は、

家事を楽するための同居の提案だった。

・・・

が、

宗次があんまり

夏樹に迫るので、

オレの中で、

何かが燃え始めた。

・・・

今はまだ、

それがなんなのか、

オレには分からなかった。

・・・

夏樹・オレ・宗次。

不思議な同居生活の幕開け。