意地悪なご主人様【おまけ完】

・・・

く、苦しい・・・

・・・

なかなか手を離さない宗次。

・・・

手が大きいから、

鼻までしっかり押さえられてる為、

息が出来ない。

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「モゴモゴ・・」

・・・

私が必死に手を叩くと、

ハッとした宗次が、

手を離した。

・・・

「ご、ゴメン」

・・・

「・・・いえ」

・・・

重い沈黙。

・・・

それを破るのは・・・