・・・

仕事場についた。

・・・

遅刻ギリギリセーフ。

・・・

私はそそくさと席に着き、

仕事を始めた。

・・・

パソコン操作中。

・・・

誰かが私の横に立っている気配を感じ、

私は横を見上げた。

・・・

「華蓮さん」

「昨夜はどうも」

「・・・」

・・・

苦笑いしか出ない。

・・・

「この資料なんだけど、

これでいい確認してくれる?

真鍋さんも、大河内さんも、

これでいいって言ってくれてるんだけど」

手渡された書類に目を通す。