「言えない?」


・・・


オレの問いかけに、

ハッと我に返った夏樹。


・・・


「ま、まさか、

そんなこと、

あるわけないじゃないですか?!」



・・・


ガッシャン!


・・・


「「あ・・」」

・・・

巧は食器を落とし、

オレと夏樹は、それを凝視。

・・・

あからさまに、

動揺しすぎだって・・・


「くだらないこと言ってないで、

手伝え夏樹」