啄むようなキスは、徐々に私の心を溶かしていって。 これ以上の幸せを感じることがこれから先あるんだろうかってくらい、幸せだった。 脳が、心が、身体が、痺れる。 ……幸せすぎて、おかしくなりそう。 やがてゆっくりと唇が離れると、そのままの距離で、視線が絡み合った。 「……食べたい」 「……は?」 「今の顔。どうしよう。襲ってもいい?」 「何言って…!ん……!」 先程の優しいキスとは対象的な、激しく求められるようなキスに、頭がくらくらした。 「好きだよ、綺深」 「……私も、好き」