京佑くんは、悲しげに笑った。 「……無理だよ。俺が、綺深のこと、友達として接するなんてできない」 「でも」 「綺深」 なおも食い下がろうとした私の声を、強く遮る。 「……今まで、ありがとう。久しぶりに本気で恋ができてよかった」 「……っ」 「チョコも、嬉しかったよ。……本当に、勝手でごめん」 勝手? ……誰より自分勝手なのは、私だ。 「……今日は、さすがに送れないけど、気を付けて帰ってね」