『冬になったらもっと綺麗に見えるんだけどね』
以前この公園に来たとき、京佑くんがそう言っていたのを、思い出した。
しばらく、近くのカフェでおしゃべりして。
日が沈んでから、京佑くんはこの公園に私を連れてきた。
相変わらず、夜はがらんとして寂し気。
冷たい風が吹き抜けて、思わず身体を竦めた。
上を見上げれば、満天の星空。
真黒な画用紙にたくさんのダイヤモンドを埋め込んだような、そんな見事な星の瞬きに、ため息が漏れる。
微かに漂う薄い白い雲さえ、その美しさを引き立てているように見えて。
……本当に、綺麗。
「すごいね……」
ぽつりと呟くと、隣から「でしょ」と京佑くんの声が返ってきた。


