「次は?」
「んー、じゃあお言葉に甘えて、早速コーヒーカップ行ってもいい?」
少し考えてからそう言うと、京佑くんは「もちろん」と笑った。
ぽん、と頭に軽く手を置いて。
「いいって言ってんだから、そんな遠慮してるみたいないい方しないでよ」
「え……、うん」
「ただし、楽しめるかは別ね。乗るのかなり久しぶりだからどんなんだったか思い出せない」
「え!?もしかして、酔いやすい!?じゃあ無理しなくていいよ!」
京佑くんに無理をさせてまで乗りたいわけじゃないし、私だってふたりで一緒に楽しめる方がいい。
「無理してない。綺深が楽しめる方が大事」
「……っ」
かああ、と顔が熱くなる。
仕方ないよね!?
だって、ちょっと…。
何をそんな恥ずかしいこと言ってんの!?


