君と本気のラブゲーム



「綺深が乗りたいなら、コーヒーカップでもメリーゴーランドでもいいよ」



「え……」



この前は、いくら提案しても拒絶してきたのに!?



一体どういう心境の変化……、ていうか…っ!



私が乗りたいなら、いいって……。




「顔、赤いよ?」


「さ、寒いから!」



落ち着け私!



おそらく、他意はない!!



私は淡く浮かんだ期待を打ち消した。



きっと、コーヒーカップを一緒に乗ってくれるくらいには近い仲になったってことだ!


うん!



「……よし、うん、じゃああとでそういうのにも乗りたいな。でも、まずはジェットコースターで!」


「そう言うと思った」



可笑しそうに笑った京佑くんからパンフレットを受け取って鞄に仕舞った。


それから京佑くんは私の手を握りなおして、ジェットコースターの列に向かう。