君と本気のラブゲーム




遊園地に着いたのは16時を過ぎたところだった。


日の短い冬。


早くも太陽は傾きかけている。



さすが、クリスマスイブってだけあって、駅もバスもそしてこの園内も、恋人同士と見える男女で溢れていた。



私と京佑くんも、はたから見たら恋人同士にみえるのかな…?



なんて思わず想像して、ひとり、かあーっと顔が熱くなった。



ダメダメ!!


妄想ストップ!!




「綺深、まずどれ乗る?」



入口で貰ったパンフレットを広げて京佑くんがそう言った。



「え?うーんと、京佑くん、絶叫系しか乗らないんだよねー?じゃあ」


「別にいいよ」



不意に言葉を遮られて、私は覗き込んでいた京佑くんの手元のパンフレットから顔を上げた。



「え?」



別にいいって…、どういうこと……?