「そ。今日クリスマスだからイベントやってるんだってさ」
「へぇー!パレードとか?」
「よく知らないけど。お菓子配ってるとかその程度じゃないの」
「そっかー。でも、楽しみ!」
街中クリスマス仕様にライトアップされてるし、観覧車からの景色、絶対綺麗だよね!
うきうきと、他に何乗ろうかな、なんて考えていたら、隣でクスッという笑い声が聞こえた。
「……なんで笑うの?」
眉を寄せてそう訊くと、京佑くんはまた笑う。
「いや…、楽しそうだなって思って」
「……悪い?」
何だか恥ずかしくなって、ふいっと視線を逸らした。
私、そんなに心透けてた…?


