この喫茶店は紅茶が美味しいことで結構有名。
雑誌で何度か見かけたから気になって今日は嘉乃に声を掛けたんだけど、このお店、ケーキも絶品だった。
甘すぎず、しつこくなくて。
何個でも食べられそう。
こういうお店でケーキバイキングとかあったら絶対やるのになぁ。
……なんて考えながらケーキを頬張っていると、不意に感じた嘉乃の視線。
「……なに?」
カチャン、とフォークを置いて見つめ返した。
「アヤこそ、どうなの?」
「え?」
「キョウと!最近よく会ってるでしょ?」
「あー、うん」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…