「やっと終わったねー!お腹すいたー」 「そだね。ご飯何かな」 勉強道具を抱えつつ、嘉乃とそんな話をしながら部屋を出る。 「……ん?何、この人だかり」 「本当だ。なんだろ」 部屋を出たところで、多くの人が立ち止まって窓から外を見ていた。 きゃあ、という黄色い声すら聞こえる。 …何事? 「ねぇ、これ何の騒ぎ?」 窓にたかる生徒の中に美都たち同じ班のメンバーを見つけ、私と嘉乃は声を掛けた。 すると、美都が振り返って教えてくれる。