君と本気のラブゲーム



「俺、言ったよね?綺深とゲームしてるから、誰ともそういう関係持ってないって」


「…う、うん…?」



そんな直接的な言い方だったっけ?



「だからさ。あんまり刺激的なことしないでくれる?間違って襲っちゃうかもしれないでしょ」


「うん……、はああ!?」


流れで頷いちゃったじゃん!!


ていうかっ!


それは、今絶賛欲求不満中だから私なんかでも襲う可能性がありますよ、っていうことですか!?



「ななな何を言ってるの!?」



思わず、京佑くんと距離をとっていた。


身の危険を感じて。


だって。


もう触れてないのに。


さっきと同じ。


まるで、獲物を狙った肉食動物のような目で私を見ている。


こ、怖いから!!