どういうこと!?
と叫びたいのをぐっと我慢して、私は笑って立ち上がった。
「大丈夫大丈夫!嘉乃そんなこと言ってなかったよ!ほら、準備して!」
ぽいっと諒兄の持っていたコントローラーを奪い取り、ゲームを終わらせて電源を落とした。
「……」
いつもの諒兄にこんなことしたら怒られる。
怖くてしたこと無いからわかんないけど、絶対、怒られる。
でも、今は諒兄は眉を寄せたまま考えるような顔で腕を組んでいた。
私がゲームの電源を切ったこともさして気にしていないみたいだ。
「諒兄ー?」
おーい、と諒兄の顔の前でぶんぶんと手を振ってみる。
「……」
どうしたんだ。
フリーズしちゃったんですけど。


