私の言葉に、なんと諒兄はゲームをしていた手を止めた。 一瞬の間の後、隣に立っている私をゆっくりと見上げる。 ……え!? りょ、諒兄がゲームを止めるなんて…。 レアすぎる…っ! 「……なぜそんなことになっている?」 じっと私の目を見て、諒兄は静かに言った。 「な、なぜって?」 私が訊き返すと、諒兄は微かに眉を寄せる。 「……嘉乃は、俺に会いたくないだろう?」 そして、感情の読み取りにくい平坦な声でそう言った。 「……」 諒兄以上に、私は無意識のうちに眉を寄せていた。 ……は?