baby!baby!baby!

「…おはよ。」

「これホントに桜?」

「うん。」

「なに?」

「いや、なんでもねぇ。」






あの龍佑が寝起きの桜に圧倒されてる…。





健太は桜よりはマシみたい。





これでやっとご飯だ。





「「「いただきます。」」」




食べてるうちに桜の機嫌も戻ったらしい。




「ごめんね~琉菜だけに作らせちゃって。」

「わかってたって!」

「やっぱり?」

「桜こわかったー。」

「ごめんね、琉偉クン。」

「桜怖かった。びびった。」

「栗山くんうるさい。」





まぁ、これでみんなで出かけられる。




食べ終わった食器を片づける。




お父さんが食器洗い器買ってくれればいいのに。




家族三人だからいらないって。




まぁ、そんな洗い物出ないけどさ?






「手伝う。」

「えっ、ありがと。龍佑って、気が利くよね。」

「そうか?」





よく気づいてくれてると思う。




人の気持ちまでわかるし。





「あー…でもそう思ってるの琉菜だけだわ。」

「なんで?」

「…俺に言わせんの?」

「はぁ?」

「だから…お前にしか気が回らないだけなんだって。」





うっ…照れる…。




ずるいー!




そんなカワイイ顔で言うと思わないじゃん!!




でもあの言葉の意味って…あたしは特別って思われてるってことでいいのかな…。





だとしたらもう、パニックになるくらい嬉しいよ?