baby!baby!baby!

桜の言葉で、また健太がやり残したことを考え始めた。





まったく…。






「桜はあるよねぇ?」

「ちょっと…琉菜。急に余裕出たね…。」

「ふっふっふっ。」




俺は本気でねぇな。




くだらねぇ毎日だったけど。




琉菜のおかけで変わったし。




琉偉とも遊んだし。




何より、琉菜と近い存在になれた。




それだけで、今年は満足だ。




「健太もあるよなぁ?」

「いや、ないね。」

「は?」

「それはやり残しじゃなくて、来年の目標だ。」





なんて前向きな奴なんだ…。




俺、こいつといてネガティブになれるわけなかったな。




「あたしは満足だよ。」

「そりゃ、琉菜はねー。」

「いや、龍佑とつき合えたことはそりゃ、一番大きいけど!」






かわいいこと言うなよ…。




こいつらいなかったら即抱きしめてた。





「考え方も変わったし。女子高生らしく過ごせたし。龍佑のおかげだけど。」




ちらっとこっちを見られた。





こいつ、無意識だろ?




誰にでもやってんのか…。





心配すぎる…。