baby!baby!baby!

「健太、笹原琉菜は男じゃなくて弟がいた。」

「なんだよ、いきなり。」

「今日スーパーでたまたま会って。」

「で?」

「んー…。」





で?って言われるとそれだけ。




だけどそれが頭のなかに残ってる。






「弟はかわいかった。」

「だから?」

「さぁ。」

「はぁ…。てか、お前笹原さんに嫌われてるだろ。」

「やっぱりか?」





うすうすわかってたけどな。




あの女だけだし。





俺見ても表情も声もなにも変わらない奴。





…いや、嫌な顔はしてたかもな。






「まぁ、どうでもいいか。」

「お前は誰かのものにはなれないんだろ?」

「そ。」






俺は俺のもの。