baby!baby!baby!

*龍佑



「チャンスだぞ!」

「は?」

「だから、告白のチャンス。つくってやったんだから頑張ってこいよ~。」






って、家を出るまえに健太に言われた。




これは仕組まれてたらしいな。





つーか、琉偉がいないだけでこんな緊張するもんか?




学校の帰りとは違うし。





ってか、かわいすぎると思うわけ。




口には出さないけど。





「あのね…一回しか言わないから聞いててね?」

「ん?」

「いつもありがとう…。」




ふざけんな…。




この心拍数どうしたらいい?




普通に照れる…。




琉菜の恐ろしいとこはこれを天然でやってるとこだな…。




今すぐ抱きしめたい気持ちを全力で沈めて、なんとか冷静さを取り戻す。





そして、スーパーに着くと琉菜の目が変わった。




「んー…こっちよりこっちの方が特かな。」

「琉菜って主婦みたい。」

「ごめっ…引いた?」

「俺がそんな器だと思うか?むしろ今感動してたし。」

「感動?」

「自分に出来ないことやってる人見ると感動するだろ。」

「単純…。」

「うるせ!」




てゆーか、琉菜の素を見れたのはうれしいことで。




俺の前で気を使ってないのかなって。




それが一つの目的だったし。