baby!baby!baby!

*龍佑




「龍~!会いたかった!」

「俺は別に。」

「相変わらず俺様。でもそんな龍も好き。」





こいつ誰だっけ…。




あぁ、一回寝たら彼女気取りになって最近無駄につきまとってきてる奴か。





「俺先約あるから。」

「女ー?」

「ちげぇよ、ブス。健太だよ。」

「そっかぁー。じゃあ今日は諦める。じゃあね!」





くせぇ女。



香水にも適量があんだろ、バーカ。






「あっ、あれ栗山くんじゃない!?」

「え?あっ、ほんとだぁ!栗山くーん!」

「…。…こんばんは。遊んでたの?」

「うん!夜も爽やか~!」

「ははっ。」





誰が爽やかだ、誰が。




てめぇらに俺のなにがわかんだよ、デブ。





学校でのキャラもいいかげん疲れてきた。





でもま、やっちゃったもんはしかたねぇか。





「じゃあ!」





はい、必殺、笑顔。





ったく、夜にふらついてんじゃねぇよ。





俺は健太に電話。





「はい、もしもし…って龍佑だよな。」

「当たり前だろ。ヒマ。だから行くから。裸の女いるなら追い出しとけ。」

「はぁー勝手な奴。わかった、あとでな。…おい、さっさと服着て出てけ。」






まじでいるし。




電話を切って健太の家に向かう。




「おじゃましまーす。」

「あ、龍佑じゃん。」

「あ、どーも。」

「久しぶり。じゃ。」





相変わらずすげー格好だな、健太の母さんは。




あれは部屋着じゃなくて下着っていうんだよ。




「よっ。」

「お前なぁ、来るなら来るではやく言えば女なんかよばねぇのに。」

「知るか。それよりお前の母さんはまた下着で客の前に出たぞ。」

「もういいよ。ほっとけ。乳出してないならいい。」





健太も慣れてんな。




それより、俺がここに来たのにはわけがある。