あたし的問題で無理!!




そんなの心臓持たない!






「琉菜、これはお前のためでもある。」

「なんで…?」

「お前も彼氏の1人くらいいた方がいいだろ。まぁ、琉偉の世話をやらせてしまってるのは俺だけど…。」

「でも、あたし彼氏なんてつくってるヒマないし。」

「だから、その子なら一緒にいれるだろ。なんか琉菜の顔見てたらその子のこと好きなふうに見えるけど?」





ば、ばれてる…。




恐るべし、親。




まぁ、肯定はしないけど。





「まぁ、俺も琉偉の世話してくれてる人になにもしないってわけにいかないし。」

「…わかったよ…。家に連れてくればいいんでしょ。」

「ま、俺いないけど。」

「はぁ…。今ご飯つくるね。」






なんかすごいことになったけど…。




誘える訳ないじゃん、お父さんのバカ…。




琉偉のために呼ぶってことくらいわかってるよ。




わかってるけどさぁ!!





どうしよう…。





明日、桜に相談しよっかな…。