*琉菜
「今日も付いてくるの?」
「行く。」
「はぁ。」
あれから結局、ほぼ毎日栗山龍佑と帰ってる。
おかげで学校中あたしと栗山龍佑がつき合ってるって噂してる。
困るんだけど…。
とか言いながら帰るときに声かけちゃうのはなんだろう…。
本音出しちゃったからかな…。
「こんにちは。」
「こんにちは、琉菜ちゃん。あら、今日も仲いいのね。」
どんなに否定しても信じない保育士さんにはもう否定するのをやめた。
「おねえちゃん!龍佑!ただいま!」
「琉偉ーお前は今日もかわいいな。」
「かわいいよりかっこいいがいい。」
「お前男だな。」
栗山龍佑は意外にも面倒見がかなり良い。
子供の扱いもうまい。
だけど一人っ子っていうから驚き。
「栗山龍佑さ、」
「龍佑。」
「はい?」
「龍佑でいいから。長くねぇの?フルネーム。」
「長い。けど…」
「ま、良いけど。」
…フルネームで呼ぶのは…名前で呼ぶのが恥ずかしいから。
苗字でもいいんだけど、栗山龍佑が名前で呼べって言うし…。
琉偉は会ってすぐに龍佑って言ってたけど。
「今日も付いてくるの?」
「行く。」
「はぁ。」
あれから結局、ほぼ毎日栗山龍佑と帰ってる。
おかげで学校中あたしと栗山龍佑がつき合ってるって噂してる。
困るんだけど…。
とか言いながら帰るときに声かけちゃうのはなんだろう…。
本音出しちゃったからかな…。
「こんにちは。」
「こんにちは、琉菜ちゃん。あら、今日も仲いいのね。」
どんなに否定しても信じない保育士さんにはもう否定するのをやめた。
「おねえちゃん!龍佑!ただいま!」
「琉偉ーお前は今日もかわいいな。」
「かわいいよりかっこいいがいい。」
「お前男だな。」
栗山龍佑は意外にも面倒見がかなり良い。
子供の扱いもうまい。
だけど一人っ子っていうから驚き。
「栗山龍佑さ、」
「龍佑。」
「はい?」
「龍佑でいいから。長くねぇの?フルネーム。」
「長い。けど…」
「ま、良いけど。」
…フルネームで呼ぶのは…名前で呼ぶのが恥ずかしいから。
苗字でもいいんだけど、栗山龍佑が名前で呼べって言うし…。
琉偉は会ってすぐに龍佑って言ってたけど。