baby!baby!baby!

*龍佑




「2人とも帰ったぞー。」

「タクさん…全部…聞こえたんですけど!」

「龍佑はまだいいだろ!愛されてただろ!桜なんか、聞いた!?物かよー。とか、グチならいっぱいありますよ?とか!!」

「ははっ!悪いなー、スタッフルーム壁薄くて。」





琉菜たちが来る少し前。




俺と健太は、琉菜たちと同じような相談をしにタクさんのとこに来てた。




視力が無駄にいい健太が、遠くから2人が向かって来てるのを見つけて、タクさんがスタッフルームに隠してくれた。





のは、いいけど、会話聞こえちゃったよ…。






「つーか、タクさん!なに恥ずかしいことバラしてくれてんですか…。」

「知ってるだろ?俺、人の性格見抜くの得意なんだ。」

「知ってますけど…。」

「琉菜ちゃんは、自分に自信ないみたいだから。」

「その通りです…。」

「自信つけてあげようかと。」





絶対半分はおもしろがってたな…。






でも、料理ってのはナイスパスかも。






「龍は完全に胃袋掴まれちゃってますからー。」

「龍佑はあんまり琉菜ちゃんに物とか買わせたくないかと思って。」

「まぁ…。っていうより、琉菜の料理がほんとに好きっつーか…。」






恥ずかしい…。




なんで来たんだよ、琉菜…。




とか言って、けっこー喜んでたりもするけど…。