baby!baby!baby!

「栗山くん。最近琉菜と仲いいみたいだね。」





休み時間、奴にそう話しかけたのは桜。




そういうことね…。




でも、あたしを巻き込まないでよ…。






「普通だよ。」

「あたしにその嘘くさいバージョン要らないから。わかってるよ、栗山くんの本性。琉菜に聞く前から。」

「はは。廊下で話そうか。琉菜も。」

「なんであたしも!?」




結局3人で廊下に出た。




2人で話してよー…。





「何が目的?」

「えー?栗山くんが琉菜と仲良くなりたいのかなって。」

「ちょっと、ホントは桜が…!」

「琉菜は黙ってて。」





黙っててって…桜さん、あなたに口押さえられててしゃべれません。





「お前もおもしろいな。あ、このことは言うなよ?」

「言わないよ。」

「琉菜のことは気に入っただけだ。」

「そ。」

「よろしくな、えっと…」

「山本桜。」

「桜。じゃ。」





仲良くなってるし…。





「ちょっと桜!」

「ごめん、ごめん!でも意外と普通じゃん!」

「どこが。てゆーか、桜が健太と仲良くなりたいだけでしょ?」

「えへっ。」

「もー…。」




完全に桜にやられた…。




まぁ、桜と栗山龍佑で仲良くなってればいいだけか。





あたしは関わらない!