baby!baby!baby!

帰りは普通に龍佑と手をつないで帰る。





今日は買い物もなし。





「なぁ、俺って倉田と真逆じゃね?」

「なに、急に。」

「いや、素朴な疑問。」

「そんなこと言われても…龍が好きなんだもん。」

「へぇ?」

「はっ…言わされた…!!」

「琉菜が勝手に言った。」





やっぱりあたしはバカ正直に照れる。





でも今のは恥ずかしい!!





「ま、琉菜がやっぱ向こうが良いって言ってももう手遅れだけどな。」

「思いませんー!」






龍佑といると、安心したりドキドキしたり不安になったり、ほんと忙しい。





でもそれが龍佑を好きな証拠なら…まぁ、いっか。






「笹原!」

「はい?あれ、倉田くん…?」





突然目の前に現れたのは倉田くん。





なんでここにいるんだろ。






「栗山…だっけ。ラブラブだな。」

「そう思うならなんでいるんだよ。」

「まぁ…今日くらい笹原1人かと思って。」

「そんなことだろうと思った…。」





あれ?




男2人は会話進んでるような…。






「倉田くん部活は?」

「今日は休み。」

「そっか。」

「笹原…あのさ…。」

「はい?」

「彼氏いるのわかってるから言いづらいんだけど…俺、笹原のこと気になる。」

「……え!?」

「実は中学の時から…。」





び、びっくりした…。





まさかそんなこと言われるなんて…。





龍佑を見ると機嫌悪そうだから、龍佑はこれを予想してたのか。






「ありがとう、でも…あたしには、もう龍佑しか考えられなくて…その…ごめんなさい。」

「そんな答えわかりきってたから、お願いがあるんだよね。」

「お願い?」

「栗山と3人で出かけない?」

「さ、3人?」

「うん。2人だと、栗山はいい気しないだろ。」

「お前…なに勝手なこと言ってんの?」

「自信ない?」

「はぁ?」






あれ、今度は男同士仲悪い…。




通じ合ったり火花散ったり…。




だけど、とにかくあたしは頭がついていかない。