baby!baby!baby!

結局やることなくて、2人で外を意味もなく歩くことに。





これって散歩?





まじでキャラ変わったな、俺…。






「こんな龍佑誰が想像したでしょう。」

「さぁ…。」

「保健室であんなことしてた人とは思えないね!」

「急に攻めになったな。」

「だって、龍佑が前に関係持った人たちはこんな龍佑見てないから、あたしだけでしょ?」

「それ天然?」

「は?」

「俺のツボわかってんだろ。」

「何の話?」






たしかに琉菜の言うとおりだけど。




琉菜と琉偉がいないとこんな風になれないと思うし。






「琉菜にしか見せれないから安心しろ。」

「わかんないよ、龍はまるくなったらしいから。」

「まぁ、まるくはなったな。」

「どこにも行かないでよ?」

「いかねぇよ。って、なんだよ、急に!」





手つなぎながらブラブラ歩いて、こんな話してたらバカップルじゃん。





俺がバカップル…。





複雑な気持ちになってると、向かいから来てた男が俺たちの前で立ち止まった。






「…笹原!?」

「え?あっ…倉田くん!」

「おう!久しぶり!」






急に琉菜と盛り上がったそいつは見るからに野球部っぽい。




さわやかだな、おい。





さすがの俺もイケメンだと認めるレベル。






「中学の卒業式以来だなー。」

「うん。変わらないね。」

「笹原もな。相変わらず目立つし!」

「え、あたし目立つの…?」

「はは!桜も元気か?」

「うん。」

「こんなイケメンな彼氏いるのかー。」

「あ、どうも、栗山龍佑です。」

「俺は倉田聡!よろしくな~。」






待て待て待て。




よろしくって…俺をだませると思ったか?





倉田はまだ琉菜を好きだな。





まぁ、琉菜がここまで心開いてると思わなかったけど。