baby!baby!baby!

「今日だけは顔も見たくなかったわ。」

「こっちのセリフなんですけど…。」

「龍佑くんは?」

「トイレです…。」

「こんなのに負けたと思うと…。」

「こんなのって!」






彼女いるのわかってて手を出したのは自分じゃん!





ほんとに勝手な人だな…。





「あたし、ほんとにみづきさん嫌い。」

「はぁ?結局なにもなかったでしょ。」

「龍佑の優しいとこにつけこんだ。」

「騙されるほうが悪いのよ。」





むっか~…。




確かに騙された龍佑も悪いけど!






「このあたしにもなびかないくらいアンタのこと好きって証明されたんだからいいじゃない。」

「良いこと言ったらうまくまとまるとでも思いましたか。」

「ちっ…。ほんと2人して腹立つガキ。でも…ちょっとうらやましくなったけど。」





…まともなとこあるんじゃん。




意外な言葉と表情に驚いた。





「アンタ達は嫌いだけどね!!」

「あたしだってみづきさん嫌いです!!」

「じゃ、龍佑くん戻る前に行くから。」

「お互い、もう二度と会わなければいいですね。」

「まったくよ。」





ま、少しはスッキリしたかな。




それからすぐ龍佑は戻ってきた。





「ん?なんかあった?」

「へ?」

「いや、なんとなくだけど。」

「なんもないよ。」

「そうか。」





買い物を済ませて家に帰る。





あたし達がついたらすぐに琉偉も帰ってきた。






「龍佑ー!ひさしぶり?」

「そうか?それより、今まで気にしてなかったけど琉偉背のびた?」

「うん!おっきくなってる!」

「だけどかわいさは健在…!」






相変わらず琉偉バカな龍佑。




だけど、やっぱりあたしはこの時間が好きみたい。